大晦日の過ごし方

《登場人物》
トオル:人生はトオル
堀野氏:トオルの友達
ジャッカル桑原:トオルと堀野氏が心から愛する人
SIOTA:ジャッカル桑原を演じる青年
佐伯:ひとつやり残したことがあって戻ってくるイケメン


《目的地》
大阪MRPRKホール


*梅田で待ち合わせ
トオル「なんとなく違うところにおった」
堀野氏「まだかトオル



11:11(無意味である)



「よ」がなくなるだけで漂う悲壮感



mrprkホール



……


堀野氏「ここまでくるの早かったな……」
トオル「大人って怖い」


*アナウンス
???「今日はご来場のほどまことに〜」
トオル「そわそわ」
堀野氏「そわそわ」
???「〜〜ジャッカル桑原役のSIOTAです」
トオル・堀野氏「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


*前半ピックアップ
佐伯「ひとつやり残したことがあってね」


♪そうテニスは戦いだ
傷つけあわない戦い だけど
テニスボールはナイフじゃない
アンフェアな凶器じゃない


矛盾した歌詞を高らかに歌う佐伯。
去る佐伯。戻る佐伯。
佐伯「俺はこの試合を見届ける!」
それから空気と化す佐伯。



本当に見届けにきただけであった


*休憩
トオル「……」
堀野氏「……」
トオル「つらい」
堀野氏「楽しすぎてつらい」


*後半ピックアップ
トオル「この会場にいるお客さん全員と肩組んでWe Are The World歌いたい」
トオル「白い肌黒い肌黄色い肌、そんなもの何も関係ないのだと教えてくれたこの公演に」
トオル「感謝を示したい」
堀野氏「」


*SIOTAピックアップ
踊るSIOTA歌うSIOTA出たがりなSIOTA。
去る時ジャンプをする正直めっちゃ可愛いSIOTA。



思わず顔を見合わせる堀野氏とトオル



SIOTA



SIOTAフォーエバー


2011年の私たち、いや、2012年10月ぐらいまでの私たちには全く思いもよらぬ出来事であろう。(ほんま…
人間なにがあるか分からない、そう実感させてくれる大晦日であった。