さすらい

10月ですね。今日は電車の座席下にバナナの皮が置いてあって、
ほほえましい気持ちになりました。



残念ながらソフト化はされていないのですが、
1971年に放送されたNHKの90分ドラマで「さすらい」というものがあり、
放送を録画したDVDを知人の方に頂いたので、昨日さすらってきました。




施設育ちの少年が看板屋さんで働き出すところから始まる、独特な映像とお話しです。
この時期の闇というか、不安感を上手く描いていて、
特に主人公の髪型がなんともいえません。


見ていて永島慎二さんとつげ義春さんを思い出していたら、
これを撮った佐々木さんは、3年後につげさんの紅い花を撮った方だそうです。
紅い花は昔見たけど、あのマサジはあかん。



「さすらい」で楽しみだった、デビュー前の友川カズキさん。



歌もうたってくれる。



二年前、友川さんの映画を観に行って、
二日後に盲腸で入院しました。




一切合財世も末だ。



かっちょいい。